以下の3件が登録有形文化財に指定されました。
一宮町指定の歴史的建物のうち、旧斎藤家住宅(寿屋本家)4棟、高原家住宅(にんべん、現:赤七屋)1棟、旧秋場家住宅(柚庵、東浪見)3棟の3件8棟が登録有形文化財に指定されました。
登録有形文化財について
登録有形文化財とは、近年の国土開発や都市計画の進展、生活様式の変化等により、社会的評価を受ける間もなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたもので、通常望見できる範囲が対象となり、外観を大きく変えなければ改修や改装も認められ、活用しながら保存するという考えの制度です。
〈条 件〉
1.築50年以上のもの
2.歴史的景観や造形に優れているもの
3.再現が容易でないもの
参考資料
「建物を活かし、文化を生かす」文化庁
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登録文化財の存在意義
登録文化財が町に増えることで、人々が身近にある歴史遺産に興味を持ち、保存・活用の意識が高まることで、ひいては町のポテンシャルが上がり活性化に貢献できるものと考えます。